埼玉県断酒新生会とは
あなたは、お酒で家族やまわりの人たちに迷惑をかけたり、自分のお酒で、自分自身をいためたりしていませんか。
あなたの家族、あるいはお知り合いの中に、何とかしてお酒をやめてもらいたいと思っている人はいませんか。
そんなあなたに、お気軽に相談できる窓口があります。それが断酒会です。
(公社)埼玉県断酒新生会50周年記念大会
(2019年5月26日(日)戸田市文化会館にて)
断酒新生指針
- 酒に対して無力であり、自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認める。
- 断酒例会に出席し自分を率直に語る。
- 酒害体験を掘起こし、過去の過ちを素直に認める。また、仲間たちの話しを謙虚に聞き自己洞察を深める。
- お互いの人格のふれあい、心の結びつきが断酒を可能にすることを認め、仲間たちとの信頼を深める。
- 自分を改革する努力をし、新しい人生を創る。
- 家族はもとより、迷惑をかけた人たちに償いをする。
- 断酒の歓びを酒害に悩む人たちに伝える。
断酒会規範
- 断酒会は、酒害者による酒害者のための自助集団であると同時に市民団体です。
- 断酒会には、酒をやめたい人なら誰でも入会できます。
- 断酒会員は、姓名を名乗ることを原則としています。
- 断酒会員としての活動は、原則として無償です。
- 断酒例会は、あらゆる条件を超えて平等であり、支配者はいません。
- 断酒例会は、体験談に終始しています。
- 断酒例会は、家族の出席を重視します。
- 断酒会は、酒害相談はもとより、啓発活動を通して社会に貢献します。
- 断酒会は、会費によって運営されています。ただし、補助金、善意の寄付金などは受けます。
- 断酒会は、政治・宗教・商業活動に利用されません。
厚生労働大臣賞 受賞
公益社団法人埼玉県断酒新生会は、令和 3 年 10 月 15 日さいたま市で開催された第 68 回精神保健福祉全国大会に於いて、「多年精神保健事業の発展に寄与し、その功績が特に顕著である者」として、厚生労働大臣表彰を受賞いたしました。
全日本断酒連盟は公益社団法人日本精神保健福祉連盟(日精連)の加盟団体です。毎年、厚生労働省と同連盟主催の精神保健福祉全国大会で日精連会長から、また日精連や地方自治体を通じて厚生労働大臣から精神保健福祉活動において功績が著しいと認められた断酒会員・断酒会が表彰を受ける。
第53回保険文化賞 受賞
写真は当時の贈呈式のものです
1950年に創設され、保健医療や高齢者・障害者の保健福祉、少子化対策などで顕著な実練を残した団体、個人に贈られる、この分野では国内で最も権威あるとされる保健文化賞を、埼玉県断酒新生会は、平成13年に受賞いたしました。
贈呈式には、当時の理事長故荒木守氏が出席されました。また、翌日に皇居に参内し、天皇皇后両陛下の拝謁を賜りました。
保健文化賞とは
戦後の衛生環境が悪化していた中、わが国の保健衛生の向上に取り組む団体・個人に感謝と敬意を捧げる賞として1950年に創設されました。厚生労働省などの後援を得て毎年実施しており、2021年で73回を迎えた、当社において最も長い歴史をもつ社会貢献活動です。生活習慣病対策・高齢者や障がい者への福祉・海外での医療や疾病対策など、その時代におけるさまざまな課題に継続的に取り組んでこられた団体・個人を顕彰しています。2021年度は9団体・個人5名の受賞が決定し、これまでの受賞者総数は、712団体、個人367名、合わせて1,079件にのぼります。
『第一生命保険株式会社HPより』